2016年06月24日

今週の注目感染症 平成28年・24週(6月13日~6月19日)

~腸管出血性大腸菌感染症~
腸管出血性大腸菌感染症は、ベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌の感染で起こります。 主な症状は下痢と腹痛ですが、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などを起こして死に至ることもあります。汚染された食品からの経口感染、感染者の便を介しての感染がみられます。予防のために、食前・トイレの後などは、石鹸と流水で十分な手洗いを行い、調理器具の消毒・殺菌などに注意しましょう。また、生肉や加熱不十分な肉を食べることは避けましょう。


【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成28年6月23日更新)