2016年07月26日

今週の注目感染症 平成28年・28週(7月11日~7月17日)

~ヘルパンギーナ~
 ヘルパンギーナは、主にコクサッキーウイルスの感染により、乳幼児を中心に発熱や口の中に水疱性の発疹(水ぶくれ)が現れる病気です。今週は警報レベルとなりました。ほとんどは予後良好ですが、まれに無菌性髄膜炎や心筋炎を合併します。飛沫感染や接触感染でうつりますので、外出後や食前に手洗い、うがいをしっかり行いましょう。

~麻しん~
 麻しんは発熱や全身の発疹が現れるウイルス感染症で、感染力が強く、重症化することもあります。予防には予防接種が有効ですので、定期接種対象の方や麻しんの既往・ワクチン接種歴がない方は、かかりつけ医にご相談ください。


【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成28年7月26日更新)