2016年07月15日

今週の注目感染症 平成28年・27週(7月4日~7月10日)

~ヘルパンギーナ~
ヘルパンギーナは、主にコクサッキーウイルスの感染により、発熱や口の中に水疱性の発疹(水ぶくれ)が現れる病気です。乳幼児を中心に夏に流行するのが特徴で、今週は県内全域で報告数の増加がみられました。治療は対症療法で、ほとんどは予後良好ですが、まれに無菌性髄膜炎や心筋炎を合併することがあります。飛沫感染や接触感染でうつりますので、外出後や食前に手洗い、うがいをしっかり行うようにしましょう。


【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成28年7月14日更新)