2022年07月15日

今週の注目感染症 
2022年・27週(7月4日~7月10日)

~RSウイルス感染症~
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~感染性胃腸炎~
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~デング熱~
デング熱とはネッタイシマカなどの蚊によって媒介されるデングウイルスの感染症です。
ウイルスを媒介する蚊が多く存在する熱帯、亜熱帯地域が流行の中心ですが、2014年には流行地域への渡航者が日本国内で発症し国内流行が起こりました。
突然の発熱に始まり、頭痛、関節痛を伴う場合があります。
発症後3,4日で胸部、体幹に発疹が出現し、四肢、顔面に広がります。
これらの症状は1週間程度で消失します。
特別な治療法はなく輸液や解熱鎮痛薬の投与といった対症療法がおこなわれます。
予防のために、外出の際には蚊に刺されない工夫をしましょう。

~新型コロナウイルス感染症~
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2022年第27週の報告数は21,908例となり、前週9,430例とくらべて大幅に増加しています(※患者情報の変更により、前週と数字が異なる場合があります)。
暑い日が続いていますので、熱中症予防のためにマスクを外してもよい場面を把握し、適度な水分補給をしましょう。
感染拡大を防ぐために、適切な場面でのマスク着用、手洗い、三密の回避等の基本的感染予防の徹底をお願いします。
また、神奈川県が公開している情報などで感染時にとるべき行動を確認しておきましょう。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和4年7月14日更新)