2023年07月21日

2023年・28週(7月10日~7月16日)

今週の注目感染症 

■結核
結核は長く続くかぜに似た症状が特徴的です。
結核は早期に発見すれば内服薬で確実な治療が可能な一方、症状を放置し重症化すると命にかかわる病気です。
2週間以上発熱、咳等の症状が続く場合には早めに病院を受診しましょう。
また、定期健康診断で異常を指摘された場合は放置せず、必ず精密検査を受けましょう。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
令和5年5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置づけが5類感染症定点把握対象疾患に移行しました。
一定の基準により選定された定点医療機関から、新型コロナウイルス感染症以外の定点把握対象疾患と同様に、毎週患者数が報告されます。
2023年第28週の神奈川県における定点当たり報告数は8.14で前週7.38に比べ増加しています。
新型コロナウイルス感染症の定点医療機関からの報告数・定点当たり報告数について、くわしくは表1(保健所別)表2(年齢階級別)表3(5週前~今週の推移) をご覧ください。

RSウイルス感染症

ヘルパンギーナ

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和5年7月20日更新)