2017年06月23日

今週の注目感染症  平成29年・24週(6月12日~6月18日)

~咽頭結膜熱~
咽頭結膜熱は発熱、咽頭炎、結膜炎を主症状とするアデノウイルスによる感染症です。今週も報告の多い地域がみられました。主に小児にみられ、例年、夏に流行してプール熱とも呼ばれています。飛沫感染や接触感染で広がりますので、流行地域では手洗い、手指の消毒、うがいを励行し、患者とのタオル共有を避ける、水泳前後にはシャワーを浴びるなどの注意をしましょう。

【今週の定点把握対象疾患】
~咽頭結膜熱~
咽頭結膜熱は発熱、咽頭炎、結膜炎を主症状とするアデノウイルスによる感染症です。今週も報告の多い地域がみられました。
主に小児にみられ、例年、夏に流行してプール熱とも呼ばれています。
飛沫感染や接触感染で広がりますので、流行地域では手洗い、手指の消毒、うがいを励行し、患者とのタオル共有を避ける、水泳前後にはシャワーを浴びるなどの注意をしましょう。

【今週の定点把握対象疾患】
●咽頭結膜熱の定点当たりの報告数は、鎌倉保健福祉事務所三崎センター管内(7.50)で警報レベル(3)を超えています。
また、川崎市(1.28)、相模原市(1.07)でやや高くなっています。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たりの報告数は、平塚保健福祉事務所管内(7.71)で高く、平塚保健福祉事務所秦野センター管内(4.83)、川崎市(4.69)でやや高くなっています。
●感染性胃腸炎の定点当たりの報告数は、小田原保健福祉事務所管内(12.67)で高くなっています。
●手足口病の定点当たりの報告数は、平塚保健福祉事務所秦野センター管内(2.33)でやや高くなっています。
●流行性角結膜炎の定点当たりの報告数は、相模原市(6.75)、厚木保健福祉事務所管内(4.33)でやや高くなっています。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成29年6月22日更新)