2017年01月13日

今週の注目感染症  平成29年・1週(1月2日~1月8日)

~インフルエンザ~
感染している人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触れたりすることによって感染します。感染予防の基本である外出後の手洗い・うがいは十分に行い、急な発熱や咳、くしゃみなどインフルエンザが疑われる症状がある場合、周囲に感染が広がらないようにマスクを着用しましょう。重症化を防ぐためにはインフルエンザワクチンの接種が有効ですが、効果が現れるまで、接種から2週間程度かかります。また、合併症の一つである肺炎の予防には肺炎球菌ワクチンの接種が有効です。接種希望の方は、お早めにかかりつけの医療機関にご相談ください。

【今週の定点把握対象疾患】
・インフルエンザの定点当たりの報告数は、全県(9.05)で前週の全県(8.94)よりやや増加しています。
・感染性胃腸炎の定点当たりの報告数は、厚木保健福祉事務所管内(9.45)で警報終息基準(12)を下回りました。
・流行性耳下腺炎の定点当たりの報告数は、厚木保健福祉事務所大和センター管内(2.00)でやや高くなっています。
・流行性角結膜炎の定点当たりの報告数は、横須賀市(4.00)と厚木保健福祉事務所管内(4.00)でやや高くなっています。


【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成29年1月12日更新)