2022年07月22日

今週の注目感染症 
2022年・28週(7月11日~7月17日)

~RSウイルス感染症~
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~感染性胃腸炎~
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~腸管出血性大腸菌感染症~
ベロ毒素を産生する病原性大腸菌の感染で起こる病気です。毎年、夏に多く報告されます。
主な症状は下痢と腹痛ですが、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を起こして死に至ることもあります。
汚染された食品や、感染者の便を介して感染します。
感染予防として、①食前やトイレの後に石鹸と流水で十分な手洗いを行う、②調理器具の消毒・殺菌を確実に行う、③肉・肉製品の調理の際には中心部75℃以上で1分間以上加熱する、④生野菜はよく水洗いをするなどです。
アウトドアのような慣れない環境では感染予防策が不十分になりやすく、特に注意が必要です。
また、強い腹痛や下痢(特に血便)の症状がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

~新型コロナウイルス感染症~
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2022年第28週の報告数は44,955例となり、前週21,907例とくらべて大幅に増加しています(※患者情報の変更により、前週と数字が異なる場合があります)。
暑い日が続いていますので、熱中症予防のためにマスクを外してもよい場面を把握し、適度な水分補給をしましょう。
感染拡大を防ぐために、適切な場面でのマスク着用、手洗い、三密の回避等の基本的感染予防の徹底をお願いします。
また、神奈川県が公開している情報などで感染時にとるべき行動を確認しておきましょう。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和4年7月21日更新)