2017年11月17日

今週の注目感染症  平成29年・45週(11月6日~11月12日)

~インフルエンザ~
感染している人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触れたりすることによって感染します。
例年、この時期より報告が増え始め、1~2月頃に流行のピークを迎えます。
外出後の手洗い・うがいや、咳エチケット(咳・くしゃみの症状がある場合はマスク着用)を心がけ、感染を予防しましょう。
重症化を防ぐためにはインフルエンザワクチンの接種が有効です。
接種回数は、生後6か月から13歳未満は2回、13歳以上は通常1回となります。
接種希望の方は、お早めにかかりつけの医療機関にご相談ください。

~手足口病~
第28週に全県で警報レベルを超え、第31週をピークに報告数は減少傾向となり、今週は終息基準値2を下回りました(1.86)。

今週の定点把握対象疾患
手足口病の定点当たりの報告数は、全県(1.86)で前週の全県(2.61)より減少し、終息基準値(2)を下回りました。
咽頭結膜熱の定点当たりの報告数は、鎌倉保健福祉事務所三崎センター管内(6.50)で警報レベル(3)を超えています。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成29年11月16日更新)