2015年07月31日

今週の注目感染症 平成27年・30週(7月20日~7月26日)

腸管出血性大腸菌感染症
腸管出血性大腸菌感染症は、汚染された食品や感染者の便を介して感染します。第30週は神奈川県で9例の報告がありました。食事の前・トイレの後など石けんと流水での手洗いを心がけ、調理器具の消毒・殺菌、生肉又は加熱不十分な肉を食べることは避けましょう。

手足口病
手足口病は手・足・口などにできる水疱が特徴的な感染症で、乳幼児を中心に主に夏に流行します。第30週は神奈川県の定点当たり報告数が13.3(前週14.15)とやや減少しましたが、警報レベルの5を超えており、引き続き発生動向に注意してください。こまめな手洗い、くしゃみ・せきエチケットを心がけましょう。

ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナは発熱と口の中の水疱ができる感染症で、乳幼児を中心に主に夏に流行します。第30週は神
奈川県の定点当たり報告数が3.15(前週3.18)と報告数がやや減少しましたが、引き続き発生動向に注意してください。こまめな 手洗い、くしゃみ・せきエチケットを心がけましょう。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成27年7月31日更新)