2015年06月26日

今週の注目感染症 平成27年・25週(6月15日~6月21日)

伝染性紅斑(リンゴ病)
一般的には「リンゴ病」と呼ばれ、頬が赤くなったり、手足に網目状の発疹などが見られますが、頬が赤くなるときには感染力はほとんどなく
なっています。毎年春から夏にかけて報告数が多くなる傾向があります。今後の発生動向に注意しましょう。

腸管出血性大腸菌感染症
腸管出血性大腸菌感染症は、汚染された食品や感染者の便を介して感染します。食事の前・トイレの後など石鹸と流水での手洗い、調理器具の
消毒・殺菌、生肉又は加熱不十分な肉を食べることは避けましょう。気温の上昇とともに増加します。今後の発生動向に注意しましょう。

レジオネラ症
レジオネラ属菌を含んだエアロゾルや塵埃を吸入することにより発症する感染症で、夏に増加します。今後の発生動向に注意しましょう。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成27年6月26日更新)