2015年09月28日

今週の注目感染症 平成27年・38週(9月14日~9月20日)

腸管出血性大腸菌感染症
腸管出血性大腸菌感染症は、汚染された食品や感染者の便を介して感染します。第38週は神奈川 県で14例の報告がありました。食事の前・トイレの後など石けんと流水での手洗いを心がけ、調理器具の消毒・殺菌、生肉又は 加熱不十分な肉を食べることは避けましょう。

RSウイルス感染症
RSウイルスによる感染症で、主に乳幼児に秋から冬にかけて流行します。風邪のような症状から重症 の細気管支炎、肺炎など様々な呼吸器の症状を引き起こします。第38週は神奈川県の定点当たり報告数が0.55(前週0.53)と 増加しており、今後の発生動向に注意してください。特に、乳幼児が周囲にいる場合は、こまめな手洗い、くしゃみ・せきエチ ケットを心がけましょう。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成27年9月28日更新)