2019年04月26日

今週の注目感染症  平成31年・16週(4月15日~4月21日)

~インフルエンザ~
全県の定点当たりの患者報告数は、第4週をピークに減少傾向が続いていましたが、今週は「1.98」となり、前週「1.01」より増加しました。
地域により報告状況は異なっており、今後の発生動向に注意が必要です。
ゴールデンウィーク中も、外出後の手洗い・うがいや、咳エチケット(咳・くしゃみの症状がある場合はマスク着用)を心がけ、感染を予防しましょう。
また、インフルエンザを疑う症状がある場合は、早めに最寄りの医療機関を受診し、十分に休養をとりましょう。

~麻しん~
今週は輸入感染例の報告がありました。

~風しん~
県内で報告が続いています。

今週の定点把握対象疾患

・咽頭結膜炎の定点当たりの報告数は、鎌倉保健福祉事務所三崎センター管内(4.50)で警報レベル(3)を超えています。

・伝染性紅斑の定点当たりの報告数は、小田原保健福祉事務所管内(2.50)で警報レベル(2)を超えています。

・インフルエンザの定点当たりの報告数は、全県(1.98)で前週(1.01)より増加しています。
保健所別では、相模原市(3.03)、平塚保健福祉事務所秦野センター管内(2.60)、川崎市(2.36)、横浜市(2.06)で高くなっています。

・流行性耳下腺炎の定点当たりの報告数は、鎌倉保健福祉事務所三崎センター管内(2.00)でやや高くなっています。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(平成31年4月25日更新)