2019年11月29日

今週の注目感染症  令和元年・47週(11月18日~11月24日)

~つつが虫病~
つつが虫病リケッチア(Orientia tsutsugamushi)による感染症です。
つつが虫病リケッチアはダニの一種であるツツガムシが保有しています。
ツツガムシは秋から初冬に孵化するため、この時期に発生が多くみられます。
また東北地方など寒冷地域では、冬を越して活動性を得たツツガムシによる感染から、春の季節に多くみられます。
ツツガムシは田畑や山林などの自然に生息しています。
野外で活動される際には、肌の露出を減らす、明るい色の服を着る、虫よけ剤を使用するなど、ダニに咬まれないように注意をしましょう。

~インフルエンザ~
今週、全県の定点当たりの報告数は「3.94」となり、前週「2.58」より増加しています。

~風しん・麻しん~
今週、県内で風しんの報告はなく、麻しんは2例の報告がありました。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和元年11月28日更新)