2019年10月18日

今週の注目感染症  令和元年・41週(10月7日~10月13日)

~麻しん~
今年7月以降、神奈川県内の麻しん報告が続いています。
麻しんは、麻しんウイルスに感染後10~12日で発熱、咳、鼻水の症状が現れ、続いて高熱、発疹がみられる病気で、肺炎や脳炎を合併して重症化することもあります。
接触感染や空気感染で広がり、感染力が非常に強いのが特徴です。
麻しんは手洗い、マスクのみでは予防できず、予防にはワクチン接種が有効です。
ワクチン接種歴を確認し、2回の接種を受けていない場合には、ワクチン接種を勧めます。
また、麻しんを疑う症状がみられる場合は、予め麻しんを疑う旨を電話連絡の上で医療機関を受診しましょう。

~手足口病~
第26週に神奈川県の定点当たり報告数が警報レベル(5)を超えました。
第30週をピークに減少し、第33週から警報レベル(5)を下回りましたが、今週(定点当たり2.54人)も終息レベル(2)には至っていません。

~風しん~
今週は、風しん4例の報告がありました。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和元年10月17日更新)