2019年05月03日

今週の注目感染症  平成31年・17週(4月22日~4月28日)

~輸入感染症~
連休中に海外へ行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
感染症には、潜伏期間(感染してから発病するまでの期間)が数日から 1 週間以上と長いものもあり、渡航中あるいは帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなることがあります。
帰国後体調が思わしくなかった場合は、渡航先などの情報を必ず受診する医療機関・主治医に伝えてから受診をしてください。

~麻しん~
今週は2件報告がありました。

~風しん~
県内で報告が続いています。

今週の定点把握対象疾患

・咽頭結膜炎の定点当たりの報告数は、鎌倉保健福祉事務所三崎センター管内(5.50)で警報レベル(3)を超えています。

・インフルエンザの定点当たりの報告数は、全県(1.76)で前週(1.98)より減少していますが、注意は必要です。

・感染性胃腸炎の定点当たりの報告数は、厚木保健福祉事務所管内(12.09)で高くなっています。

・感染性胃腸炎(ロタウイルス)の定点当たりの報告数は、全県(1.45)で、前週(1.82)より減少していますが、注意が必要です。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和元年5月8日更新)