2019年09月13日

今週の注目感染症  令和元年・36週(9月2日~9月8日)

~輸入感染症~
今週、コレラ、A型肝炎、デング熱、マラリアなど、海外で感染した輸入感染症の報告がみられました。
海外へ行かれる際には、検疫所(FORTH)、厚生労働省、外務省のホームページなどで渡航先の感染症流行状況や必要な対策を確認しましょう。
特に、感染症の流行地域では、十分加熱された食べ物を食べ、生水・氷・カットフルーツの入ったものを避ける、蚊やマダニにさされないように肌の露出をさけ、虫よけ剤を使うなどに注意しましょう。
また、帰国後に体調不良で受診する場合は、主治医に渡航先を伝えましょう。

~手足口病~
第26週に神奈川県の定点当たり報告数が警報レベル(5)を超えました。
第30週をピークに減少し、第33週から警報レベル(5)を下回りましたが、今週(定点当たり3.03人)も終息レベル(2)には至っていません。

~風しん・麻しん~
今週は、風しん8例、麻しん1例の報告がありました。

【神奈川県感染症情報センターより参照】
(令和元年9月12日更新)